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田舎で農業暮らしをしたい人へ

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こんにちはヨスケです。
これはあくまで自分の住んでいる所の話なので他所の事は分かりませんが、自分の住んでいる地域では地区を「区」や「村」といいます。やはり村社会の名残なのかなぁと勝手に考えています。田舎に住めばもう村社会の一員になってしまうのかと言うと、そうでもありません。ただ住んでいるだけだと区民ではありませんので役員も回ってきませんし、特に人付き合いも必要ないかと思います。そういう生活を希望して引っ越してこられる方もいるかと思いますし、正直自分もそいういう生活に憧れさえします。ただ、区は周辺の生活環境の維持もしていますので協力費という形で年間か月費で請求(あくまでお願い)するかと思います。

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田舎で農業するなら「村入り」は必要

その土地で農業がしたい、小さい子供がいるので子供会に入れさせてあげたい。村の祭りや運動会など催事に参加したいとなると「村入り」しなければなりません。つまり「区民」になるという事なんですが、区民となるとやはり区費や賦課金や事業資金積立などの支払いも結構増えますし、それなりに面倒な人付き合いも必要です。
そしてその区民になって逃げられないのが「区の役員」です。田舎の自治会はなんせ人口が少ないため数年に一度の割合で当選します。「当選」というからには選挙があるですが、その辺りは「上の人」と呼ばれる謎の年長者の人が予め人選した人に票を集めたり、名前が売れてる人に票が集まったりします。悪く言えばほぼ出来レースか人気投票なんですけどね。少なくとも立候補する人など皆無で、この辺りは田舎に限らずどの自治会でも同じかもしれませんね。
当選してしまうと辞退や毎回の欠席は許されず、基本的に仕事があるからとか忙しいから等は通用しません。「みんな忙しいから」と言われるのがオチです。そもそも人が少なく「仕事で忙しいから」を容認してしまうとすぐに役員不足に陥り運営が成り立たないからです。

区民になるメリットはあります

しかし区民となって得られるメリットも多く、区民との交流や親睦会、避難訓練や災害時の安全確認・避難誘導、生活上での配布物の配布など、色々とあります。農業で言えば区の農業組合に加入(区民であれば自動で加入)でき、用水路の保守や区で所有している農機具を使用できるのも区民のみです。地元で長く農業をやっているウチでも全ての農機具を自前で持ってる訳ではありません。年に1度くらいしか使わない農機具にお金をかけられませんし、買えばそのスペースを確保しなければならないからです。区民となると出役もありますが、自分は皆で辛い作業をする事で仲良くなれたり、いろんな人と話して色々と教えてもらえたりとメリットもあります。村社会は助け合いの共同体なんで、それなりの貢献をしないと信頼も得られませんし「しんどい時はお互い様精神」も発動しない訳です。この「しんどい時はお互い様精神」は長く生活する場合必要になってくるのかなと思います。どこで生活しても、なかなか1個人、1家族だけではなかなか大変です。さらに都会ほど生活インフラも充実していない田舎となるとなおさらで「しんどい時はお互い様精神」のおかげで乗り切れる事もいつか出てくるのかなと思います。

田舎生活に過度のファンタジーは禁物です

晴耕雨読、他人に干渉されず生きていきたい。そういう生活もいいのかもしれませんし、そういう生活を否定しません。本当に憧れさえします。
ただ、もし田舎生活に過度の理想を持っている人がいたら言いたいです。田舎だからって都会より時間の流れがゆっくりな訳がありません。ちょっと大きめの家庭菜園で半自給自足の生活ができると思ったら大間違いです。仕事は少ないし、それなりに生活資金は必要です。都会の便利さは捨てて下さい。ネットと通販で随分と便利になったとは言えどうにもならない問題はいくらでもあります。
とくにサラリーマンを定年退職し、知らない人のリタイア後の成功体験を読んでいる人。退職金と趣味+αのソバ打ち技術を元手に家賃の安い田舎でこだわりの自家野菜と産地にこだわったソバ屋をやってみたいとか考えているあなた!そうあなたです。
結局、どこで生きてどこで暮らそうと人が生活すれば大変な事や苦しい事は必ずついて回るというのは考えた方がいいかと思います。
かなり生意気な事を書いてすいません・・・ではまた!

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