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ヨスケがやってる水稲の育苗方法

農業

こんにちはヨスケです。
稲作農家にとって一年間のうちの2大イベントが「田植え」と「稲刈り」です。
そんな「田植え」までのスケジュールを備忘録も兼ねて書いてみようかなと思います。
全部書くと長くなるのでまずは育苗編にしますね。
春耕から田植えまでの圃場編は次回に書こうかなと思います。
農業をされている方で他の方法などありましたら「お問い合わせ」フォームから連絡もらえるとうれしいです。

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春の稲作作業とながれ。

春の忙しさは稲を育てるだけでなく田んぼの拵えや畦の草刈りなど、作業の段取りを天気と相談しながら組み立てていかなくてはならない事だと思います。
農業のやり方や用語は地域によって違いますし、隣近所ですら考え方から方法も違います。
なのであくまでヨスケの備忘録程度として参考にしてもらえればと思います。

ざっくりした育苗の流れ。

  1. 種子消毒(3月中旬〜下旬)
  2. 床土入れ(3月下旬)
  3. 種まき(3月下旬〜上旬)
  4. 育苗機(入れて約3日間)
  5. ハウス(田植えまで)
  6. 田植え(5月上旬〜中旬)

種子消毒

まず年のはじめの作業というと種子消毒ですが、僕の場合は「湯温消毒」です。
薬剤の入った温度60度の水槽に10分間(もち米は8分)浸け、その後8分間冷水に浸ける。
種まきの1〜2日前までは水に浸けて保存しておく。
ヨスケは湯温消毒の機械を持ってません。
地元JAが機械を持っており無料で使用させてもらってます。
使用は要予約で、JA組合員や資材購入などの使用要項があるかもしれないです。

床土入れから種まき

床土入れと種まきは上の様な播種機を使用しています。

床土入れは苗箱に下敷きを敷いて土を入れます。
下敷き不要の苗箱もありますが、下敷きがないと根が苗箱下に伸びて育苗機・田植えで困ります。
新たに苗箱を買う場合は下敷き不要を買うのがいいと思います。
床土は肥料入りの土で農協から購入しています。
量販店でも購入できますが、入っている成分にバラつきがあります。
同じ成分でも歩留まりがあるので品質に問題がない農協に統一しています。

種まきは床土入れから2〜3日は空ける
床土を入れてから土が落ち着くまで数日待つ。
ちなみに覆土は肥料の入っていない土です。
播種機の流れは、潅水→播種→覆土でそのまま育苗機に入れる。

育苗機

あたりまえですが種まきまでに育苗機の設置を完了しておく。
入れて約3日くらいが目安です。
芽が出て上の苗箱に当たるくらいで苗箱をハウスに移動する。

ハウスで育苗する

ハウスに移動してから1周間くらいは苗箱の上にラブシートを被せる。
田植えまで水をあげて苗を育てます。

ラブシートの効果は以下の通りで、上の商品紹介ページから拝借しました。

  • 発芽が一定になり、芽がそろいます。
  • 適度な遮光で、白化現象が防げます。
  • 適度な通気で、高温多湿、乾燥状態に陥ることなく、葉焼けからも保護します。
  • 軽くて強い繊維だから、取り扱いが手軽です。
  • 耐久性に優れているので、繰り返し使用できます。

田植え

ついに田植えです。気合入りますね!
ハウスから出した苗から下敷きを抜き、防虫の為の箱剤(今年はツインキック入れました)を撒いて田植えしました。

ざっとこんな感じです。
最初にも書きましたが農業をされている方で他のやり方やコツなどありましたら「お問い合わせフォーム」からコメント頂けるとありがたいです。
次は春耕から代掻き、田植えまでの圃場編を書きたいと思います。
ではまた!


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