こんにちはヨスケです。
今年(2021年)は天候不順により稲の生育が難しく、植え傷みや還元害などの対策に右往左往している間に雑草の繁殖を許してしまいました。
ヒエの薬を入れたと思ったらオモダカ等の雑草が生えだし、長雨の前にとミストや粒剤を散布した次の日に予測不能な激しい夕立に見舞われるなど散々な年となっております。
初期除草剤が効くかどうかで収穫までの労力と経費が大きくかわります。
田植えが終わって初期除草剤を効かせるまでが最初の一区切りですね。
水稲の初期除草剤のポイント
水稲の除草剤の時期は大きく分けて初期と中・後期です。
初期剤の使用は移植前から移植後約30日くらいで、移植後の使用では除草剤の使用後7日間水を張ったままにする事が必要とされる事が多いです。
除草剤によって使用量や時期など変わりますのでラベルに書いてある取説は要確認ですね。
ヨスケの使用している初期剤は「ジェイ・フレンド」です。
同じ除草剤を使用し続けると効果が薄くなってきていますので約3年単位で使用する除草剤の銘柄を変えていますので、来年からは「アッパレZ」にする予定です。
初期剤が効果を発揮するメカニズムを理解しておくと、水管理の重要性や散布の意義など新しい気付きが生まれます。
理解度が違うと言われるままに散布するより一工夫出来たりしますよね。
水中に溶けた除草剤が土の表面に薄い膜を張り、それが雑草の発生を阻害します。
そのため初期除草剤は基本的に水を張った状態での散布となりますが、初期除草剤は紫外線に弱いとされています。
除草剤が効果を発揮するまでの7日間はできるだけ水を入れずに水管理をするのが不可欠となります。
初期除草剤を散布する時のコツ
初期除草剤を散布後に効果を発揮するポイントは水管理です。
正直自分の田んぼでも7日間の潅水ができない所もあります。
とはいえ少しでも除草剤の効果が出てほしいため色々と対策をしています。
除草剤に限った事ではありませんが農業は地域や気候、さらに家々によっても考え方や方法が違います。
使える肥料や除草剤も地域によって制限があったりしますので、地元の師匠と見つけるのが近道かもしれないですね。
いろんな地域で農業されている方のご意見や方法も教えてもらえるとうれしいです。
ではまた!
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