初期・中期除草剤で抑えたと見せかけての「後ヒエ」にがっかりした事ないですか?
こんにちはヨスケです。
田植え後に初期・中期除草剤を投入してヒエを消せたな…。安心したのも束の間、ふと気づくともうヒエが生えてる事ないですか?
すでに投入した農薬の成分量から追加で投入できなかったり、刈取日から逆算して投入のタイミングを逃したりと悔しい思いをしたのは自分だけではないのかなと思います。
劇的な効果は見込めませんが、毎年実施する事で徐々に効果がでる方法の一つを紹介したいと思います。
稲刈り後の秋と冬に田んぼを鋤き返す
昨年の秋に田んぼの先生に教えてもらった方法は秋に鋤き返した田んぼを冬(12月)にもういちど鋤き返す。という方法です。結構効果があったよと教えてもらえ、理由を聞くと「寒さでヒエの種が死ぬから」という事でした。
実際に秋と冬に田んぼを鋤き返してみた効果は?
ヒエ(雑草)対策は色んな手段を講じた結果ですので「コレさえすれば大丈夫」という訳ではありませんが、昨年の冬に鋤き返しを追加して以前よりもヒエが減った感覚はありますね。
他に実施している田んぼの雑草対策
上で書いた雑草対策「色んな手段」って何?
畔塗りをして水漏れを防ぐ
せっかく田んぼに除草剤を投入しても水持ちが悪いと除草剤の効きも半減します。
初期除草剤だけで済めば薬害のリスクも減りコストダウンにもつながりますので、まずは畔塗りで田んぼの保水力を高めるのが大切だと思います。
荒代掻きから植代掻きまで一週間以上間を空ける
ヒエなど雑草の多い田んぼは荒代掻きから一週間ほど経過すると、雑草が生えてきます。
一度雑草を生えさせてから植代掻きをすると、生えた雑草を消す事ができます。
田んぼの性質や状況を見て除草剤を選ぶ
時期や場所によって田んぼの性質はさまざまですよね。
除草剤の投入には適切な時期や量を守る事が大切です
- 水持ちがする田んぼ → ジャンボ剤(水溶性の小袋入り除草剤)
- あまり水持ちが良くない田んぼ → 粒剤(水持ちがジャンボ剤より2日ほど短くて済む)
- 結構雑草が成長してしまった → ミスト剤(成長した雑草には背負式散布機で直接噴霧します)
田んぼの雑草対策はいろんな方法がありますよね。
農業は常に雑草との飽くなき戦い…。
上に書いた主な方法の他にもありますが、他にもまた雑草対策があれば紹介したいなと思います。
ではまた。
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