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過疎化の農村の救世主「中間管理機構」とは

農業

こんにちはヨスケです。
現在区の役員をやっておりまして、耕作者さんを対象にアンケートを聞きに回っております。
アンケートの内容はズバリ

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「現在あなたの耕作中の農地は5年後どうなってると思いますか?」

まだ集計していませんが、良くて「現状維持」大抵は「委託(一部又は全部)」という回答が多いです。対して「面積を拡大して頑張りたい」という人は今の所0人
まぁ、自分も現状維持派なので文句は言えないんですけどね。

耕作放棄地を出したくない矛盾する地元感情。

こなままだと耕作放棄地が出来てしまうのは自明の理です。しかし地元的には
・耕作放棄地は作りたくない。
・地元の農地は地元で守りたい。

どっちの気持ちも分かりますが両方は無理なんですね。で、どうするかというと。

耕作者がバラバラの農地を集約化する

耕作者にとって同じ区内とはいえバラバラの場所に田んぼがあると効率が悪いわけで、区と耕作者どうしで話合い田んぼをトレードする訳です。同じ場所に耕作する田んぼを集約し効率を上げ、あわよくば耕作面積を増やすという作戦です。

耕作出来ない土地を「中間管理機構」に依頼する。

集約化できない土地をある程度まとめると「中間管理機構」に任せる事ができます。
農協などが主体になり耕作できない土地を任せて耕作してもらうという方法です。
以前は管理が不十分な遠方の方に依頼されたり、下手したら素人の様な耕作者に依頼されたりした事もある様ですが、現在は農協が認めた耕作者さんを選んでもらえるとの事です。自分の区よりもさらに小さい区では区内すべての田んぼを中間管理機構に任せている区もあるくらいです。

このままでは補助金が下りない問題。

地元の農地をなんとかしたいというのもあるのですが、こんなに尻に火がついた理由は今年中に今後の計画を出さないと補助金が下りないという問題です。補助金は地区運営や地域の保全などに無くてはならない問題で、補助金によっては死活問題にもなります。どこの地域でも補助金問題は深刻です。

まぁ、こんなもんですよね。ではまた!

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